Summer School 2016

サマースクールレポート

「楽しかった!」「また行きたい!」の声がたくさん聞けました!
戸惑いながら自分と向き合った3日間、子ども達の成長が見えました。

日時:2016/08/03, 04, 05sekai

morning part 9:00-12:00    afternoon part 13:00-18:00

講師:Mayumi Sato, Fumiaki Sato, Samantha Corpz

対象:4, 5, 6年生と中学生

概要:一日中英語だけで会話をする留学体験。英語がスムーズに話せることよりも、英語が話せない中でいかに自分の事を伝えるかを自分たちで考えながら、積極性、自主性を養う。ほぼ話せない環境の中で、言いたい事が言えないストレスへの耐性、順応性を養う。間違いながら自分を表現することへの恥ずかしさと向き合う。自分から動かないと何も始まらないことを体感する。

 

子ども達、先生、ご家庭のご協力のおかげで、We’LL English Classの初めてのサマースクールは大成功でした!子ども達、本当によく頑張りました!英語だけの生活は、何も分からず言いたいことも言えず、すごいストレス!!初日から、カルチャーショックとストレスで本当に疲れましたね。しかし、このショックとストレスを体験する事がこのサマースクールの一番の狙いでした。このストレスに耐える力、順応する力こそが、言語習得には欠かせないのです。実際の海外ではもっと大きな壁にぶつかります。本当に右も左も分からない状況に突入するのですから。

この環境を変える事ができるのは自分自身だけです。3日間を通して、自分で何とかするしかない、自分から伝えないと何も始まらないことを伝え続けました。単語一つでも、とりあえず言わなきゃ誰も何も分かってくれないのです。途中で挟んだ、コミュニケーションスキルでも、自分の意思を伝えることの大事さ、相手の会話にリアクションをすることの大事さを学びました。この後くらいから、先生たちに対する態度に変化が見えてきました。おっかなびっくりだった関係から、ぐんと距離が近くなりました。

3日目には、自分で簡単な文章を作って言うことがスムーズにできるようになり、ずいぶんと会話らしくなってきました。少し英語を話すことに対する恥ずかしさが取れてきたようです。このころから、一番の目標である、間違いを怖れないことが少しずつできるようになってきました。全てが終了したあと、庭で打ち上げバーベキューと花火をして3日間の頑張りを称え、疲れを癒しました。一緒に頑張った同士、信頼感が生まれていたようです。最後に、予め書いていたサマンサ先生へ感謝の手紙を読みました。練習の時間はほとんど無かったのですが、スムーズに読めていて驚きました。サマンサ先生も、とても感動して喜んでいました。

本当にあっという間で、楽しかった3日間でした。一日一日の内容が濃くて、本当に疲れたことだと思いますが、子ども達はとても頑張りました!そして、英語力もこころも成長したことだと思います。勉強でもスポーツでも、仕事でも何でも、人から指示されてやらされるのではなく、自分から「やるぞ!」と思える事が今後の子ども達の財産になると信じています。自分から動ける人になって、いろんな世界に羽ばたいて欲しいです。

ご家庭にはお弁当や送迎とたくさんのご協力をありがとうございました。お母さん達からの感想や子ども達の変化を聞いて、うれしく思うと共に、もっとできることはないかと講師3人で模索しながらのサマースクールでした。次回、またチャンスがあれば続けて行きたいと思っています。今後も、よろしくお願いします。

 

以下は、参加者のご家族の声です。

  • 英語を話そうとする気持ちがどんどん出てきていました。家族の自然な会話の中でも、英語が出てくるようになって驚きました。
  • 「最初は何もできなかった。」と話していたが、途中から会話に入れるようになり、楽しくなってきたようでした。次の日からはずっといたいくらい楽しい!と言い、早くに出かけていく姿に感動しました。
  • 自信がついたのか、リーディングも大きな声で読んでいて、以前とは明らかな違いを感じました。
  • 英語力だけではなく、精神的にも成長したように思いました。
  • 言語習得にストレスに耐える力、順応する力が必要だとは気付きませんでした。
  • 家でも、覚えた英語で質問してきたりして、前よりも英語が好きになったみたいです。
  • また、サマースクールがあれば参加したいです!

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