3月23日に第一回目のコミュニケーションスキルのレッスンをしました。
コミュニケーションスキルとは、会話の能力のことで、会話における法則、ルール、マナーなどを含みます。講師は臨床心理士で、スクールカウンセラーも兼任する私の夫です。
今回は会話の種類とブーメラン法則と題して、小さな子にも分かりやすいビジュアルツールもたくさん取り入れた、楽しいレッスンをやってもらいました。
会話には3つのタイプがあって、①こわくん、②こまったくん、③ニコくんと子ども達がそれぞれ名前をつけました。ロールプレイで3タイプを実際に演じ、それぞれの傾向とその言動に伴い生まれる気持ち、をみんなでシェアしました。実は、いじめっこといじめられっこの関係もこの中に隠れているそうです。
ブーメラン法則の項では、実際にクラスの中にブーメランが飛んで(!)、人に向けて発した言葉は最終的に自分に返って来る、ということを学びました。
終了後のみんなの感想は、
①ことばの違いがよくわかった。
②いろんな気持ちがわかった。
③いじわるすると返って来る。
④ニコくんでいることは自分を大事にするってこと。 などでした。
コミュニケーションは言語に関わらず、人との関わり合いの中でとても大事なツールです。自分を大事にしながら、相手のことも考えて、会話することで、自分の気持ちがラクでいられるということを伝えていただきました。
アメリカの小学校ではコミュニケーションスキルの授業は必須だそうです。進んでますよね。日本でも徐々に会話の重要性が広まりつつあります。会話のマナーは大人もまったく同じです。私も親として、子どもとの会話に少し目を向けてみようと思いました。ちくちく言葉が返ってくるのは、やっぱり悲しいですもんね。